出血性胃潰瘍の症状(本文)
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胃や十二指腸はデリケートな臓器です。
胃の粘液の中に生息しているヘリコバクター・ピロリという細菌が作り出すさまざまな物質によって、粘膜が刺激を受け、炎症を起こし胃潰瘍の発症の下地を作っています。
胃潰瘍・十二指腸潰瘍で最も多いのが「痛み」です。
胃潰瘍や十二指腸潰瘍になると、みぞおちの周辺がシクシクと鈍く痛みます。
潰瘍が胃や十二指腸の後壁に出来ると、背中が痛むケースもあります。
胃潰瘍の痛みは、胃に入った食物が潰瘍を刺激するために起こります。
食べていないのに胃が張った感じになる症状や、胸やけや吐き気なども潰瘍の特徴です。
こういった症状は、どちらかというと十二指腸潰瘍に多いものです。
出血性胃潰瘍の症状は、吐血は嘔吐物に血が混ざり、暗褐色に変色しています。
下血は、便がコールタールのようにどす黒くなります。
胃炎のひどいものが胃潰瘍だと考えてる人がいるようです。
確かに、胃炎を繰り返すうちに胃潰瘍に進行してしまうことはあります。
胃炎と胃潰瘍の決定的な違いは、組織が欠損しているがどうかです。
胃炎は表面の粘膜が炎症を起こしたり、ただれてびらんになっている状態で、筋層などの組織部には危害が加わっていませんが、胃潰瘍はその組織までもが荒らされてしまっています。
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